ボタニスト ボタニカルシャンプー スムース
ボタニストブランドのボタニカルシャンプーといえば、楽天市場総合ランキング常連の今めちゃくちゃ売れている人気シャンプーです。
一昔前にめちゃくちゃ売れていたノンシリコンシャンプーで有名なレヴールシャンプーの勢いがウソだったかのようにボタニストがシャンプーブームを塗り替えました。
レヴールの時は低価格ノンシリコンシャンプーとして人気が爆発し、ボタニストはボタニカル(植物の)のシャンプーとして人気が出ました。
ノンシリコンブームからボタニカルブームに世代交代したということでしょうか。
そんなボタニストのボタニカルシャンプーについて見ていきましょう。
ブランドサイトからわかるコンセプト
ボタニストの公式サイトを見るとボタニカルシャンプーは生活に植物を取り入れ、植物と共に生きるライフスタイルというコンセプトの元、植物由来成分にこだわってつくられているようです。
ボタニカルシャンプーがブームとなる前からオーガニックシャンプーや植物由来成分90%シャンプーといった植物系シャンプーというのは人気でしたが、新たな単語を用いたことから新鮮さが生まれ、ノンシリコンシャンプーの次世代シャンプーとなったのでしょう。
植物を全面に出したシャンプーなので、環境にも人にもやさしそうなイメージです。
そんなボタニカルシャンプーを成分から見ていきましょう。
成分からわかる特徴
シャンプーの品質を左右する洗浄成分を見ると、メインの洗浄成分はヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシンというアミノ酸系の低刺激できしみなどを抑えながら洗える洗浄成分が使われています。
また高級な低刺激洗浄成分であるココイルメチルタウリンNaも配合されていたり、ラウロイルサルコシンNaというアミノ酸系の中でも刺激が強めで旧表示指定成分でもある洗浄成分やコカミドプロピルベタインというマイルドな洗い上がりの低刺激成分、ラウレス-4カルボン酸Naという洗浄力があるけど低刺激な成分などが配合されています。
ラウロイルサルコシンNaは気になりますが、メインで配合されているわけではありませんので、刺激としてはまだマシでしょう。
保湿成分にはヒト型セラミドのセラミド2や加水分解ヒアルロン酸などが配合されています。
髪の質感を高める成分として加水分解ケラチンやポリクオタニウム-10などが使われています。
成分数は全部で27種類と多すぎないのは良いでしょう。
気になる成分はキレート剤のEDTA-2Naと防腐剤のメチルイソチアゾリノンとメチルクロロイソチアゾリノンです。
EDTA-2Naやメチルクロロイソチアゾリノンは旧表示指定成分ですし、メチルイソチアゾリノンはメチルクロロイソチアゾリノンと同じような成分です。
27成分中3成分が旧表示指定成分なので低刺激シャンプーとまではいえない内容です。
健康的な頭皮の方なら特に問題なく使えると思いますが、敏感肌頭皮の方の場合は刺激となる場合があります。
ボタニカルシャンプーは香りも人気の理由となっていますが、合成香料による香りとなっています。
合成香料も場合によっては頭皮への負担となります。
メインの洗浄成分に刺激の強い硫酸系の洗浄成分などが使われていない分、刺激が強いわけではありませんが、低刺激でもないといったシャンプーとなっています。