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シャンプーの良し悪しは界面活性剤の種類で決まる!確認ポイントは?


世の中にはたくさんのシャンプーが販売されています。

スーパーやドラッグストア、バラエティショップ、百貨店などで購入できるシャンプーを市販シャンプーと呼んだりします。

一方で美容室などのサロンで購入できるシャンプーをサロンシャンプーと呼んだりします。

サロンブランドで有名なのはコタやミルボン、ケラスターゼ、シュワルツコフなどがあります。

スーパーやドラッグストアなどで販売されているシャンプーは大手化粧品メーカーのシャンプーが多く、百貨店などはオーガニック系などの高級ブランドのシャンプーが多くなっています。

数えきれないほどの種類があるシャンプーですが善し悪しを見分けるポイントがあります。
それが洗浄成分と呼ばれる界面活性剤の種類です。

界面活性剤にも種類がありますので、どのような界面活性剤なら良くてどの界面活性剤は避けるべきなのかについて紹介します。

界面活性剤の種類について

界面活性剤の種類を表す場合2種類の表し方があります。

一つは水に溶けた際にイオンになるならないで分類する表し方です。
どちらかと専門的な知識を持つ方がイオンによる界面活性剤の種類分けを用いることが多いです。

イオンによる種類分けは下記の通りです。

■イオン性界面活性剤
①アニオン(陰イオン)
②カチオン(陽イオン)
③両性(陰イオンと陽イオン)
■非イオン性界面活性剤(ノニオン)
の4種類に分類できます。

ですが、コカミドプロピルベタインは4種類のイオン別の界面活性剤ならどれ?というのがわかりにくいのでそれぞれ4種類のイオン別界面活性剤の特徴を覚えてもピンときにくいです。

そのため、おすすめは成分名からもわかりやすいアミノ酸系や硫酸系といった種類分けです。

まずは種類を挙げておきます。

・石鹸(脂肪酸+水酸化Na又は水酸化K)
・硫酸系(成分名に硫酸が入っている)
・オレフィン系(成分名にオレフィンが入っている)
・ベタイン系(成分名にベタインが入っている)
・アミノ酸系(成分名にアミノ酸名称が入っている)
・タウリン系(成分名にタウリンが入っている)
・グルコシド系(成分名にグルコシドが入っている)
・石鹸系(成分名にカルボン酸が入っている)

上記のように大体8種類に分けられます。

成分名を見るとなんとなく判断できるのでわかりやすいですね。

上記の石鹸以外の◯◯系というのは全て合成界面活性剤と呼ばれる成分です。

良質なシャンプーに使われる界面活性剤は?

アミノ酸系などの分け方で覚えておくと成分を見た時におおよその特徴がわかります。

ベタイン系はマイルドな洗浄力で頭皮にやさしい成分であるなどです。

上記の8種類の中で石鹸を除いた7つの合成界面活性剤の中でいうと脱脂力や刺激が強いのは硫酸系とオレフィン系です。

そのため、良質なシャンプーを探す場合にはまず、硫酸系とオレフィン系を避けた方が良いということになります。

硫酸系やオレフィン系は成分を見ればパッとわかりますので、成分名に硫酸やオレフィンと付いている成分を避けましょう。

シャンプーにおいて洗浄成分である界面活性剤は水の次に多く配合されていることがほとんどなので、全成分の水の次から3~6個程成分を確認すると良いでしょう。

アミノ酸系の中でもサルコシンという名称が入っている成分は刺激が強い成分なので気を付けましょう。それ以外のアミノ酸系の洗浄成分は基本的に低刺激な成分です。

ちなみにアミノ酸名称というのは、グルタミン酸とかアラニンとかグリシンといった名称です。

グルコシド系は低刺激ですが、洗浄力も控えめなので、洗浄力を補助するための成分と併用するといった感じでシャンプーの洗浄力などが調整されています。

とにかく良質なシャンプー選びの第一歩としては、硫酸系とオレフィン系の界面活性剤が入ったシャンプーを避けるということが大切です。

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